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斎藤茂男取材ノート4 →→シリーズ一覧へ
われの言葉は火と狂い

著者……斎藤茂男→→著者略歴と主要著訳書
1450円 ●2刷 四六判 278頁 1990年7月発行

獄中から無罪を叫びつづけた彼女が「無罪」判決を得たのは、彼女が死んだあとだった……
「徳島ラジオ商殺し」冤罪事件。
30年をかけて無罪を闘い取った裁判闘争を克明にたどりながら、戦後日本社会の人権抑圧の構造をあざやかに浮かび上がらせる。

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【主要目次】
《女囚の叫びが聞こえる》
朝の惨劇
  • 署名を拒む女
  • 人間の環
  • 夫殺しの汚名
  • 記録と格闘する
少年たちの証言
  • 闇の中
  • 悲劇への転向
  • いとおしき手よ
  • ふくれ上がる疑念
真実一路
  • 呉服屋さんの闘い
  • 自称真犯人を告発
  • 牙城ゆらぐ
  • 検察の巻き返し
  • 立ちはだかる権力
翻弄される人たち
  • 農薬を持って
  • つっかい棒
  • タコをつる
  • 軍歌を歌って
  • 背後霊を背負う人びと
《浮かび上がる真実》
空想劇のシナリオ
  • 2000枚の資料
  • 弁護士たちの戦略
  • 村上報告書
  • さかさま捜査
お母ちゃんはやってない
  • 駅弁を買いなさい
  • 老農婦の願い
  • 娘から母へ
  • 裁判官の心を打つ
真犯人はだれだ
  • 親分さんの話
  • Aのアリバイ
  • 過去と手を切って
  • 言われんじょの夫婦
《われの言葉は火と狂い》
厚き壁を打ちつづけて
粉雪が舞った日
  • 刺身庖丁のウソ
  • 四週間後の告白
  • 格闘は目撃できたか
  • 匕首入手のナゾ
  • 哀れなラクダ
内縁の妻と女たちの闘い
  • 女囚の道
  • 火と狂う
  • 2度の離婚
  • 自立する女へ
  • 屈辱的な女性像
  • 愛の関係
  • 異端の女
  • 実の娘の傷
  • 母と子の空白
  • 虚無の匂い
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