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斎藤茂男取材ノート1  →→シリーズ一覧へ
夢追い人よ

著者……斎藤茂男→→著者略歴と主要著訳書
1450円 ●3刷 四六判 268頁 1989年11月発行

敗戦の焦土の風景が残る1949年夏に起きた政治謀略。戦後日本の歴史をねじ曲げたのは誰か。今もって多くの謎を秘めている奇怪な事件の真相へとせまる。

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【主要目次】
《1949年夏の謀略》
事件前夜
  • “影”への執着
  • 虚無の匂い
  • 情報の司祭
  • ドラマの舞台
  • 不気味な序幕
  • 轢断したのは死体だった
他殺派記者は追跡する
  • 法要は“他殺”の日に
  • 23人の目撃者
  • 替え玉に同伴した青年?
  • 的外れの気負い
  • 付着していた油の謎
  • 捜査陣の崩壊
  • 四万字の機密文書
  • 物質が物語るもの
  • 権力者に邪魔な部分
  • 果てしない旅
“下山病”にとりつかれて
松川事件はなぜ起きたか
  • 暑い夏・闘いの夏
  • 強引に世論を誘導する
  • 長い日照りが終わって
  • 民主主義の体験
  • 英文の怪文書
  • 草の根をわけても真実を
  • 「自首の日近く」
  • 奇妙に符合する
  • 公判廷で赤面した私
  • 米情報機関浮かぶ
  • 工作者たちの影
  • お手伝いさんは殺されたか?
  • “同一人物”からまた
交錯する黒い糸---下山新情報を追う
  • 奇妙なハガキ
  • 替え玉がいた
  • 靴は物語る
  • ある朝鮮人
  • 日本の検察調書がGHQ文書にあった
  • 供述調書めぐる疑問点
  • 李の供述調書
  • 布施元検事総長と一問一答
  • 奇妙な名刺
《いとおしい日本》
友よ! みていたまえ---安保の波のなかで
  • 地下水が大河になるとき
  • 院内に警官隊入れ強行採決
  • わき起こる反撃の波
  • ハガチー事件転回点に
  • 6・15流血の日
やがて飽食の迷路へ---日本のなかのベトナム戦争
  • “参戦国日本”を追って
  • 人間の荒廃と破壊進む
  • 戦争加担の見えない手
  • 犯意なき犯罪者なのか
  • 逃げ出したさそり
《ジャーナリストとは何か》
「記者になる」ということ
  • 衝撃的な出会い
  • 消えた警察官
  • 尾行と張り込みと
  • 警官を尋問する
  • 内部爆破だった
  • 力あるものの情報は疑え
  • 事件が起きた時代状況
  • 本質は何か
  • 壁といわれた少年と教師
  • 通行人のように
  • 金属バット事件の真実
  • 縦軸と横軸
夢追い人よきたれ!
  • 敬遠したい“指示待ち人間”
  • エセ優等生は困り者
  • 謙虚な人柄こそ望ましい
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