著者……チャールズ・コーウィン
訳者……伊藤肇
2000円　四六判　242頁　1999年12月発行

来たるべき21世紀に、日本人は国際社会の中で、どのように生きていけばいいのか。
生き方の指針を、どのように定めればいいのか。
戦後の混乱期から大学紛争などを経て現在まで、学生寮の寮父として、学生一人ひとりの「こころ」と真剣に渡り合ってきたアメリカ人宣教師が書き下ろした、かつてない可能性を生み出していくための最新の日本人論。

1. アメリカ軍、シベリアへ
2. 私はいま、フランスの前線にいる
3. 前線を転々と
4. ボルシェビキと日本軍
5. 武器と人質
6. コルチャック部隊
7. 結婚式
8. 満州からの手紙
9. 諸君は人であり、神である
10. 中国のためを思えばこそ
11. 「止めるな！」--沖縄上陸
12. 最も貴重な一週間

13. 極東国際軍事裁判
14. 富士山と床の間---家族で太平洋を渡る
15. ヘボンにならう
16. 駅の虎と中国詩人の消息
17. 学寮
18. 壮大なネパール
19. 空っぽの杯
20. 「日・英・中熟語辞典」
21. セックスは水のようなもの
22. カラジッチって誰？
23. 私たちは文化の枠組みを超えたのかしら
24. ニューサムライ