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安全に食べるための基礎知識

【書評再録】


●毎日新聞評(1996年9月16日)=O157による集団食中毒は私たちに食品の衛生管理の重要性を再認識させた。コンビニエンスストアなどの普及で調理済み食品が行き渡るグローバル・カフェ化が進む一方で、昔からの衛生知識が失われている現状に警鐘を鳴らし、肉や魚の鮮度、品質の見方や冷蔵庫、電子レンジ、オーブンなどの正しい使い方を解説している。衛生管理をしやすい台所の図も載せている。

●読売新聞評(1991年7月26日)=イギリスのBBC放送局が放映した食品衛生番組を一冊の本にまとめたもの。家庭で食中毒を防ぐには食品の管理が何より重要となるが、著者はここで食品の買い方から貯蔵、調理、配膳、保存、そして理想的な台所の設計までを提案する。食卓のバイ菌を撃退するための実践ガイド。

●教育新聞評(1996年10月24日)=安全な食生活を送るための示唆がいっぱい詰まったものであり、日常生活にすぐにでも役立つようになっている。
本書では、買い物の仕方や貯蔵のコツ、台所の衛生についても言及している。
現代は食品が世界規模で流通しているだけに、予期せぬ菌が入り込んでくることもある。できる予防をし、食中毒を避けることは誰にとっても大切なことだろう。本書は、そうした意味において役立つ一冊といえよう。

●食べもの文化評(1991年8月号)=日本でもここ数年目立つようになった食中毒事故。現在の大量生産、食品への知識の後退が、以前には存在しなかった危険を持ち込んでいます。この本は食中毒の先進国ともいえるイギリスBBC放送による食品衛生シリーズの本。安全な食品購入法から、冷蔵庫の使い方、調理法など食中毒予防のための必須知識が得られます。

●食品衛生評(1991年9月号)=現代のイギリスにおける食品の安全性を、食中毒の面から追求したものである。シリーズものとしてBBCから放送されたことが元になっているのだが、それはとりもなおさず食品の安全性ということが現在のイギリスで国家的重要問題であることを示している。激増する食中毒を予防するために消費者啓発をしようとしているわけだが、わが国の食生活の変化に当てはめても非常に興味深い。

●日本惣菜協会新聞評(1991年6月30日)=飽食・グルメの時代といわれて久しい今日、添加物や農薬などにより最も本質的な食の“安全性”がないがしろにされているのは、なんという皮肉なことであろうか。このような現代の抱える食の問題点を鋭く指摘したのがこの本。イギリスのBBC放送が放映した食品衛生に関する一連の番組をまとめたもので、イギリスにおける食中毒の大流行を背景に編集。その事例をあげて原因分析、予防についての解説を行なっている。さらに、安全な店選びから家での食べ物の正しい扱い方に至るまで詳細に述べている他、調理・配膳・あと片付け・ペットの扱い方・台所の衛生にも言及しながら、理想的な台所の設計図まで提示している。

●ウーマンズ・アイ評(1996年10月1日)=安全な食卓への実践ガイドとして、食品およびその道具や機器をふくめ、取り扱い方や注意点など、食事を作る人が最低限知っておくべき基本的な知識を述べている。
BBC(イギリス放送協会)が食品衛生に関するシリーズを放送、その好評番組をまとめたのが本書だ。

●日本農業新聞評(1996年9月4日)=安全な食卓への実践ガイド。
具体的には、食中毒の元凶となるサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ菌、ボツリヌス菌などの特性と世界で起きた食中毒の“事件簿”、肉や魚の品質の見分け方などについて詳細に紹介している。
また、冷蔵庫、電子レンジ、流しなど、理想的な台所設計まで盛り込んでおり、台所改善にも参考になろう。赤ちゃんや幼児が食中毒にかかった場合やペットの扱い方、応急処置の仕方など実践的な事例は役立つ。

●女性セブン評(1991年11月28日)=最近のさまざまな食中毒事件を紹介したうえ、たとえば、サルモネラ菌による汚染が心配な鶏肉について、買うときの店の選び方、肉の見分け方、調理や貯蔵法、解凍法などをわかりやすく説明しています。
イギリスでは近年、食中毒が急増中とか。背景にはコンビニエンス食品の出現や、料理をしなくなった人たちの食品に対する無知があるそうで、食品衛生知識の大切さを再認識させられます。

●日刊ゲンダイ評(1996年9月17日)=自分で料理しない主婦がますます増えている昨今、疫病対策はまず家庭の中からが基本なのだ。本書は英BBC放送が出版した食品衛生に関するわかりやすい入門書。皿洗いはヤケドしそうなほど高温の湯をゴム手袋を使っておこなうこと、洗った皿はフキンでふくより自然乾燥させたほうがよいことなど、すぐに役立つ情報が豊富だ。

●聖教新聞評(1991年5月22日)=保存性を高め、実際より自然の物だと見せかけ、簡単な調理ですぐ食べられるようにする---食品をめぐるこうした工夫が、じつは食中毒の危険を増加しているらしい。グルメ・ブームに浮かれているが、現代人は食べ物の安全性についてはかえって無知になっているといえるだろう。この本は、英国BBC放送によって出版された、安全な食卓への実践ガイド。買い物と貯蔵の仕方から、冷蔵庫・電子レンジ・流しの衛生的な使用法、理想的な台所設計まで、懇切に説かれていて、驚きと発見に満ち満ちている。

●聖教新聞評(1996年9月2日)=世界中から集まってくる素性のわからない肉、魚、チーズ、野菜……。さらにハンバーグ、缶詰、冷凍食品と、身近な食べ物の扱いについて、私たちはどれだけ知っているだろうか。冷蔵庫、電子レンジ、流し……理想的な台所設計まで盛り込んだ、食品管理の徹底ガイド。

●全私学新聞評(1996年8月3日)=ハンバーガー、缶詰、冷凍食品など身近な食べ物の扱いについて私たちは実際どれだけ知っているだろうか。本書はBBC(英国放送協会)が食品衛生に関するシリーズを放送し、それをまとめたもの。食料品の買い方、貯蔵の仕方から理想的な台所設計まで盛り込んだ食品管理の徹底ガイドとなっている。
家庭で起きる食中毒を防ぐには本書で論究されたアドバイスを参考にすることが第一だと言えるだろう。
肉・魚の品質の見分け方、食品の安全貯蔵期間、台所の衛生についてのルール、完全な解凍法、食中毒への応急処置など正しい知識が身につく。
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