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戦後日本史と現代の課題

【書評再録】


●教育新聞評(1997年4月17日)=「戦後日本--その出発と21世紀への展望」をテーマとしたフォーラムでの講師の報告とコメントをまとめたもので、国際政治学、日本政治思想史、社会学などの専門家がいろいろな角度からこの半世紀を振り返り、未来を展望している。
日本の新しい出発に際して、戦後日本の遺産の何を引き継ぎ、何をどう克服していくのか、難しい課題を現代人は課せられている。その回答は一つではないだろうが、本書はその手がかりを示してくれている。
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