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東京湾の生物誌

監修・編著者……沼田眞 →→監修・編著者略歴と主要著書
編著者……風呂田利夫 →→編著者略歴と主要著書
4800円
A5判 416頁 1997年2月発行
執筆者一覧

第一線の研究者24名が執筆に参加。
東京湾の生物について「海域」「湾岸陸域」の二部構成で詳述する。
東京湾の生態系と環境の現状や海岸環境の修復について、また都市生態系と沿岸の問題、湾岸陸域の自然復元についても解説する。

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【主要目次】
第一部・海域の生物
第1章・東京湾の生態系と環境の現状
●海底地形環境
●海水環境
●有機汚濁と貧酸素化
第2章・プランクトン
●植物プランクトン相とその変化
●赤潮
●植物プランクトンの現存量と季節変化
●動物プランクトンとその変遷
第3章・底生動物
●干潟と浅瀬の生物
●前置斜面の生物
●護岸の生物
●平場の生物
第4章・魚類
●魚類相研究の歴史
●魚類の分布構造
●魚類の生活史とhabitat
●地形変化と魚類
第5章・水産生物
●漁獲物から見た生き物の変化
●水産生物の分布・移動と環境
●豊かな海を取り戻すために
第6章・海藻と海草
●海藻
●海藻養殖
●付着性珪藻類
●アマモ類
第7章・帰化動物
●帰化動物●在来種との関係
第8章・海岸環境の修復
●行徳野鳥保護区
●葛西人工渚
●稲毛・幕張人工海浜
●谷津干潟
●金沢人工海浜
第二部・湾岸陸域の生物
第1章・都市生態系と沿岸の問題
●都市生態系研究の方法論をふり返って
●海岸、沿岸、湾岸、臨海都市
●湾岸都市生態系とその管理
第2章・湾岸のフロラと植生
●海岸と沿海のフロラと植生
●湾岸のフロラ・植生史
●湾岸のフロラと植生の現状
●植生
●沿海の植生
●海岸のフロラ・植生の保護
第3章・植物群落
●埋立地の植物群落●富津洲の植物群落
第4章・コケ植物
●都市化とコケ植物フロラ
●湾岸陸域のコケ群落
●環境汚染とコケ
第5章・動物相
●小櫃川河口付近の動物相●埋立地の動物相
第6章・鳥類相
●鳥類の生息地としての東京湾の干潟
●湾奥部の鳥類相
●湾岸に飛来する鳥類
第7章・鳥類にみられる汀線を境にした変化
●汀線をはさんで
●汀線が消える
●壁越しの新しい二つの環境の出現
●埋立完了と時間の経過
●埋立地のゆくえ
●湾岸都市環境下における鳥類のゆくえ
第8章・海岸性昆虫
●海岸性昆虫の定義と生息型
●海岸性昆虫の生息域の状況
●海岸性昆虫の分布
●黒潮の影響
●水際のゴミムシ類
第9章・腐肉小動物
●裸地や草原の埋立地●埋立地につくられた造成林
第10章・土壌動物
●湾岸陸域の土壌動物●埋立地の土壌動物
第11章・空中微生物
●小さな生き物の知られざる世界
●自然環境の空中微生物
●都市化・工業化による空中微生物の変化
●湾岸地域での調査
●空中微生物から見た大気の健康診断
第12章・陸域の自然復元
●都市再開発地の自然環境の再現
●埋立地の自然環境の創出
●農村地域の自然環境の保全・修復
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