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迷える父と子への19章 【書評再録】 | |||
●毎日新聞「ブックウオッチング」(1995年7月5日)=失敗したとき「ついてないなぁ」と思う。悪いのは周囲の状況だと責任転嫁しがちだ。そのとき逆に自分自身を厳しく検証しておけば二度目はうまくいく。ロングセラー「宇宙皇子」の作者が自らの体験から19項目を抽出した。挫折が怖い/突破口がみつからない/一生懸命が嫌い/敵をつくりやすい---恋愛、仕事、勉強の指南書だ。
●出版ニュース評(1995年10月下旬号)=著者は『ウルトラマン』『ムーミン』『宇宙戦艦ヤマト』といった特撮映画やアニメの脚本家として知られ、最近は1000万部を突破するベストセラー『宇宙皇子』の作者としても知られる。 本書は、苦闘の人生のなかで考えたことや気付いたことを綴ったもので、今を迷う人びとに生きるヒントを与えてくれる。 ●毎日中学生新聞評=著者自身の人生経験に基づく「生き方に答える書」。「夢を追いかけたいあなたへ」から始まり「挫折を恐れる」「突破口が見つからない」「不満の多い」「一生懸命が嫌いな」など、それぞれの「あなたへ」19項目にわたって丁寧に、そして心をこめて話しかけてくれる。勉強や家庭、友達、進路などで行き詰まったとき、どこでもいいからパラリと開くと、きっと何か救いになる言葉が見つかる……そんな本である。 ●教育新聞評(1995年9月4日)=『宇宙皇子』が1000万部を超すロングセラーとなっている著者が、作家になりたいという夢を実現するために体験した苦労をはじめ、自分自身を見つめ直すことをメッセージにこめて書いたものである。 本書は、あきらめずに前進を続ける著者の若者へのエールである。 ●月刊嵯峨「話題の本」(1995年9月号)=「ムーミン」「ウルトラマン」「宇宙戦艦ヤマト」などのアニメシナリオや、超ベストセラー「宇宙皇子」を書いた著者の、愛情あふれる人生指南の本。 19章のすべてに著者自身の体験を織り込んで、先達や読書から得た、著者の血肉ともなっている知識とともに、懇切で温かい助言が差し出されている。 | |||
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