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脳の発達と子どものからだ

著者……久保田競 →→著者略歴と主要著訳書
付言……斎藤公子 →→付言者略歴と主要著訳書
1600円 ●改訂増補版2刷 四六判 228頁 1995年10月発行

旧版15刷まで重ねたロングセラー、待望の改訂増補版。
脳が急激に発達する6歳までの保育・子育てはどうあるべきか。
脳の発達と運動や栄養との関係、成長の段階に応じた幼児教育の大切さ、スキンシップの必要性など、脳のはたらきかたの規則にしたがって子どもを育てる神経生理学的育児法を、大脳生理学者の著者がやさしく解説する。

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【主要目次】
第1章・脳のしくみと子どもの頭
  1. 子どもは頭デッカチ
  2. 頭のよしあし
  3. 脳と体の成長の比較
  4. 脳みその中身
  1. 脳のいろいろな働き
  2. ニューロン(神経細胞=脳の機能単位)の働き
  3. 成長にともなう脳の変化
第2章・経験でかわる脳の働き
  1. 現代の狼少女「ジーニー」
  2. 脳の進化をたどる
  3. 神経パルスの伝わりかた
  1. 樹状突起の成長
  2. 視覚と脳の関係
  3. 視覚しゃ断の実験
第3章・ゆたかな環境と脳の発達
  1. ゆたかな環境とまずしい環境
  2. スキンシップと脳
  3. 小脳と運動機能
  1. 子どもの運動の発達
  2. 学習の基礎となるもの
  3. 幼いときに鍛えよ
第4章・脳の発達と栄養
  1. 栄養不良と脳
  2. 栄養不良とシナプス
  3. 栄養不良と知能指数
  1. 脳の発達にたいせつな前頭前野
  2. 脳の分業と一生
第5章・右の脳と左の脳
  1. 右と左で分業化
  2. 利き手と言語野
  3. 左右の脳の障害と症状
  1. スフィンクスのなぞ
  2. 反応のスピードと知能
  3. 『エミール』と現代
第6章・質問にこたえて
  • 刺激と栄養
  • 記憶の問題
  • 指しゃぶりのこと
  • 動物性蛋白が必要
  • 玄米・菜食主義と豆乳
  • 言葉のおくれと利き手
  • 知能指数のこと
  • スキンシップを考える
  • 脳に対する薬物の効果
  • これからの脳の進化
  • どもりのこと
  • よい環境で保育を
第7章・「脳研究」のこれから---改訂・増補版のあとがきにかえて
付言・ほんとうに頭のよくなる保育とは
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