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高山蝶 山とチョウと私

著者……渡辺康之 →→著者略歴と主要著訳書
2000円 四六判 210頁 1986年6月発行

高山蝶の棲む日本アルプスや八ケ岳、大雪山中央高地、日高山脈に何度も足を運び、厳寒の大雪山に越冬しながら調査をつづけた著者。
自分の足と眼によって確かめられた、極地に生きる蝶を紹介する。

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【主要目次】
第1章・自然とのふれあい
●虫との出会い
●山登りに熱中する
●札幌時代
●ヒメチャマダラセセリの発見
第2章・高山蝶の生態を調べる
●研究テーマについて
●大雪山の拠点
●ヒグマとの遭遇
●日本アルプス
第3章・高山蝶の分類
●高山蝶の定義
●高山蝶の分類
●高山蝶の生息環境
●日本のベニヒカゲは一種か二種か
●クモマベニヒカゲの分類
●高山蝶の地理的変異
第4章・高山蝶の分布
●世界的な分布
●日本における分布
●ベニヒカゲの分布
●まぼろしの蝶
●垂直分布
●高山性蝶類の比較
第5章・高山蝶の生態
●出現期
●生態的特徴
●各種の概説
第6章・高山蝶のたどった道
●高山蝶の起源
●氷河期と高山蝶
●高山蝶が日本に侵入した経路と時代
●高山性動物ライチョウとナキウサギ
●大雪山には氷河地形がないか
●氷期における高山蝶
第7章・高山蝶の保護と現状
●天然記念物の指定
●特別保護地区
●保護の実情
●登山者の増加と高山帯の保護
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