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環境ドラッグ
あなたの子どもはなぜキレる

著者……船瀬俊介 →→著者略歴と主要著訳書
1500円 ●4刷 A5判 174頁 1999年4月発行

知的能力、社会適応性に悪影響を与える「環境ドラッグ」とは何か。
世代を超えた体への影響から、一躍話題になった「環境ホルモン」。しかし「環境ドラッグ」はもっとコワイ問題だ。
何がどう問題なのか。日常生活で注意しなければならないことは何か。
具体例をあげながら、「環境ドラッグ」のすべてを解説する。

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【主要目次】
第1章《なぜ、あなたの子はムカつき、キレるのか?》
  • ムカツク--子どもたちはイラだっている
  • 「死にたい……」--中三女子の四割も
  • ブッ殺す--「死ぬより殺したい」
  • キレる--「興奮しやすい」「集中力が低下」
  • LHD症--落ち着きがなく、勉強できない
  • 食品添加物も!--彼らは、ケミカルの犠牲者だ
  • イジメ--ホルモンのアンバランスがひきがね
  • 子どもたちの暴発--校内暴力、倍増…2万3600件
  • ドロナワ対応--警察やホットラインでは防げない
  • ADHD児--注意欠陥、多動障害の子ら
  • 脳を損傷--環境ホルモンが神経を傷つける!
  • 二重防御(ダブルガード)を突破--1.胎盤も 2.脳関門も無力
  • べつに……--無気力な日本の子どもたち
  • 「くそばばあ!」--いくら反抗期とはいえ
  • 金属バット--東大出の父親が息子を殺すまで
  • 荒れる学校--「校長、テメー何しにきやがった」
  • バタフライ・ナイフ--少年の殺人事件が倍増
  • 凶悪犯罪--未成年のイキナリ凶行激増
  • メカニズム--なぜ攻撃的、衝動的なのか?
  • 「マジ切れ」症候群--「人格障害」という病気です
  • 暴力夫--殴る、蹴る、引きずり回す
  • 暴力妻--怒り狂う妻たち……
  • コンクリ詰め殺人--なぜか頻発する夫殺し
  • 短命--キレやすい人ほど、早死にする
第2章《環境ホルモンは、心をおかす“環境ドラッグ”だった》
  • 攻撃性--ラットも人もムカつき、キレる
  • 過剰反応--ほんの、ささいなストレスにも
  • 異常反応--汚染魚を食べた母親の子どもに
  • 幼児虐待--親と子の“きずな”が乱されて
  • 脳の発達--脳の発達や行動にも異常が……
  • 学力低下--なぜ字が読めない子どもが多いのか
  • 学習障害児--「落ち着かない」「ペンが持てない」!
  • うろうろ--「多動症」:あらわれた神経損傷
  • 神経が狂う--化学物質がレセプター感度を変える
  • 知能低下--すでに汚染物質でIQは五点減
  • PCBの悲しみ--生まれた子どもたちに知能低下
  • DESの悲劇--絶賛、激賞された人工女性ホルモン剤
  • 同性愛--DES暴露女性にハッキリと
  • 落ちこむ--拒食症、強迫神経症さらにウツ
  • 牛乳の成長ホルモン--乳ガン七倍、精巣ガン四倍
  • むし歯の詰めもの--意外や……ユダンもならない
  • カップめん騒動--これぞ環境ホルモン漬け
  • 「意見広告」のウソ--「出ている」のに「出ない」!?
  • スチレンの恐怖--神経を冒し腫瘍も
  • 保育園の“消毒”--幼い子が毒に触れる
  • 水道水と流産--水道の水を飲むと流産1.7倍
  • 精子の絶望--日本の若者はほとんど不妊症!
  • オーノー! ダイオキシン--世界最悪、日本の汚染
  • ドイツでは--100ピコグラムで「子ども立入禁止」
  • 塩ビをやめよ!--生産・消費・焼却の全面禁止を
第3章《心もからだも狂わせる現代建物のおそろしさ》
  • 人を殺す家--ハネムーンから帰った夜、死んだ花嫁
  • 毒の館(やかた)--化学建材から百数十種類の毒物が……
  • 「日本の家は環境ホルモンで建てられている」
  • ゼーゼー--新築入居の翌日から
  • 新築離婚--仲睦まじかった夫婦が
  • 病む心--どうも最近、もの忘れが……
  • 自殺--人生に終止符を打つ前に
  • コンクリート住宅--木造より九年も短命のショック
  • コンクリート巣箱--93%の子マウスが、バタバタ死んだ
  • 激しいケンカ--母ネズミは子どもを食べる!
  • 校内暴力とイジメ--コンクリート校舎で激増
  • インフルエンザと学級閉鎖--コンクリートは抵抗力低下
  • 先生もイライラ--ぐったり、うつうつ、不安
  • 木造校舎を!--これこそ荒れる学校を救う道
第4章《イライラ、うつうつ……神経・行動がおかされていく》
  • 「カギ」と「カギ穴」--ホルモンの生命信号が乱される
  • プールに目薬一滴--「微量だから安全」は通用しない
  • 一万五〇〇〇種類!--「環境ホルモンではない」のウソ
  • 山と谷--刺激と離脱でアップ・ダウン
  • 甲状腺ホルモン--乱れる脳・神経発達を損傷
  • クレチン症--赤ちゃんの知能障害や動きが変に
  • 苦しみの正体--うつ病、パニック発作、ぜんそく
  • 診断のしかた--発症のきっかけがあるはず
  • 目がドロン--まず、目つきをみてください
  • 「ひとみ」の変化--びっくりしても開かなくなる
第5章《「新たな人類への脅威である……!」》(シシリー宣言)1995年11月
  • シシリー宣言--環境ホルモンは神経・行動を阻害する
  • 新たな脅威--「ウィングスプレッド宣言」後にわかったこと
  • 環境ドラッグ--子宮内で暴露すると
  • 胎児の脳--発達の特定時期にさらされると
  • 性行動の変化--脳の性的発達を狂わせる
  • 確信する--すべての人類は汚染されている
  • わからないこと--みんな汚染され、何が正常なのか?
  • 判断する--環境ホルモンが減れば、社会コストも激減
  • 政府へ--資金も、研究者も、情報も乏しい
  • メッセージ--まず現実を知ってもらおう
第6章《子どもたちをキレさせないライフスタイル》
  • 低血糖症--ジャンク・フードが心を蝕む
  • 食べまちがい--栄養の欠陥も、精神を冒す
  • 金属の害--有害金属が心を狂わせる
  • “マイナスの栄養”--環境ホルモンを追い出す「断食」
  • 「癌」は“品物の山”--食品を山ほど食べれば……
  • 腹六分で--老いを忘れ、腹四分で仏に近づく
  • 玄米菜食パワー--環境ホルモンを追い出すベスト方法
  • 牛乳の恐怖--できるだけ飲まない、飲ませない
  • 半断食--だれでもできる方法で
  • 汗を出す--環境ドラッグを体の外に追い出そう!
  • これで防げる環境ホルモン!
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