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日本人はどのように森をつくってきたのか

著者……コンラッド・タットマン →→著者略歴と主要著書
訳者……熊崎実 →→訳者略歴と主要著書
2900円 四六判 218頁 1992年6月発行

強い人口圧力と膨大な木材需要にも関わらず、日本に豊かな森林が残ったのはなぜか。
古代から徳川末期までの森林利用をめぐる、村人、商人、支配層の役割と、略奪林業から育成林業への転換過程を描き出す。
日本人・日本社会と森との1200年におよぶ関係を明らかにした名著。

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【主要目次】
序章 工業化以前の日本の森林史---概観
第1部・採取林業の千年
第1章 古代の略奪期---600〜850年
第2章 中世日本の森林と林業---1050〜1550年
第3章 近世の木材枯渇---1570〜1670年
第2部・近世における育成林業の台頭
第4章 森林の利用制限による消極的管理の時代
第5章 森をつくる---造林技術の原理と実践
第6章 人工林林業の興隆---その経済的側面
第7章 土地利用制度の変化と植林

結論 なぜ日本では森林が残ったのか

明治期以前の森林・林業史に関する主要な文献

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