■著者略歴
阿部晃久(あべ・あきひさ) 1981年愛知県名古屋市生まれ。名城大学農学部に在学、環境動物学研究室に所属し、アリ類の生態に興味をもつ。卒業論文で森林内部の土壌に生息するアリ類の分布が、土壌有機物量等の土壌性質にどのような影響を受けているかを研究している。
木俣知大(きまた・ともひろ) 11977年東京都生まれ。東京農業大学大学院修了。特定非営利活動法人森づくりフォーラム・研究員を経て、現在、社団法人国土緑化推進機構・情報部。林野庁「森林の保健・文化・教育的利用の効果等に関する調査」委員会、東京都「森づくり推進委員会」委員等を務める。共編著に『森、里、川、海をつなぐ自然再生−−全国一三事例が語るもの』(中央法規出版)。 河野富夫(こうの・とみお) 1945年岐阜県生まれ。名古屋大学大学院工学科修士課程修了。鉄鋼会社勤務を経て、2002年退職。技術士(金属材料)。2001年より林業研修を始め、現在、矢作川水系森林ボランティア協議会、とよたオイスカ山守の会で活動中。 菅野知之(すがの・ともゆき) 1960年群馬県生まれ。東京農工大学農学部林学科卒業。林野庁森林保全課、新城営林署田口担当区(当時)、稲武町役場、林野庁間伐対策室、森林組合課等に勤務後退職。シンクタンク、トヨタ自動車バイオ緑化事業室を経て、2000年(株)ログウェル日本設立、専務取締役。 清野聡子(せいの・さとこ) 1964年生まれ。東京大学農学部水産学科卒業、同大学院農学系、総合文化研究科で学ぶ。農学修士(水産学)、工学博士(環境工学)。専門は、海岸・沿岸・河川の環境保全学、底生生物学、地形工学、環境計画・政策学、映像環境復元学、生物形態学。とくに干潟、河口域、砂浜の生物の生息地保全と再生が中心。共著に、『海辺に親しむ』(山海堂)、『消えた砂浜』(日経BP企画)、『新領域土木学ハンドブック』(朝倉書店)、『イカの春秋』(成山堂)など。 田中 蕃(たなか・ばん) 1935年中国大連生まれ。甲南大学理学部化学科卒業。豊田市矢作川研究所の設立に参加し、矢作川流域の昆虫生息環境を研究。同研究所研究顧問。名城大学農学部特任教授。著書に『森の蝶ゼフィルス』(築地書館)、共著書に『原色日本蝶類生態図鑑T〜W』(保育社)、『チョウの生物学』(東京大学出版会)、『環境漁協宣言』(風媒社)など。 辻 淳夫(つじ・あつお) 1938年大阪府生まれ、名城大学理工学部数学科卒業。渡り鳥の世界を知り、シギ・チドリ、鷹の渡り、アジアサイチョウの調査のとりこになる。藤前干潟の保全活動に集中し名古屋市のゴミ埋立計画を断念させ、ゴミ行政に画期的な転換をもたらした。ラムサール条約登録を出発点に、豊かな伊勢湾を取り戻すための活動を始める。現在、伊勢・三河湾流域ネットワーク代表世話人、NPO法人藤前干潟を守る会理事長、日本湿地ネットワーク代表。
新見克也(にいみ・かつや) 1968年愛知県豊田市生まれ。愛知大学法経学部経済学科卒業。岐阜大学教育学部生物科研究生を経て、(株)西日本科学技術研究所に入社。現在は豊田市の地元ローカル紙「矢作新報社」記者。市民グループ「矢作川天然アユ調査会」副会長。豊田市自然愛護協会理事。矢作川漁協組合員。豊田市猟友会会員。 原田裕保(はらだ・ひろやす) 11956年愛知県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。豊田市役所勤務。環境部環境政策課で豊田市水道水源保全事業の立案、環境政策を担当し、その後産業部農林課に異動し林務行政等を担当。2005年4月から産業部森林課長。 古川 彰(ふるかわ・あきら) 1951年生まれ。京都大学大学院退学(農学博士)。関西学院大学教授、豊田市矢作川研究所研究顧問。日本を中心にアジアの川や森などの自然利用の変遷について研究している。著書に『村の生活環境史』(世界思想社)、『観光と環境の社会学』(新曜社)、『環境漁協宣言』(風媒社)ほか。 山本 薫久(やまもと・しげひさ) 1954年愛知県名古屋市生まれ。名古屋市立小学校教諭を退職後、中山間地である愛知県の足助町(現在豊田市に合併)へ妻とともにIターンし、農的暮らしと山仕事を始める。現在、米づくりと、森林インストラクター、NPO法人「都市と農山村交流スローライフセンター」代表理事、矢作川水系森林ボランティア協議会評議員、複数の森林ボランティアメンバーとして活動。
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