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1000万人が反グローバリズムで
自給・自立できるわけ
 
スローライフ大国キューバ・リポート

【書評再録】

●日本農業新聞(2004年5月23日付)
東京都庁の食料安全室に勤める著者は、キューバを7回訪れた。
前著『200万都市が有機野菜で自給できるわけ』と共に、 農業の未来絵図を示してくれる。

●日経ビジネス 4月12日号 磯道真氏(日経ビジネス記者)評
2002年に出版され、ひそやかなキューバブームを巻き起こした
『200万都市が有機野菜で自給できるわけ』と『有機農業が国を変えた』の 言わば続編。(中略)
著者によれば、「モノや金はなくても少なくとも『不安』はない。(中略)
つつましいが、笑いと陽気なダンスのある暮らし。
今世紀の中頃には訪れるであろう環境破局の中を生き残るのは、(中略)
このカリブの小国 ではないだろうか」となる。
本書には、これまでに国に頼り、東京を目指し続けてきた日本の地方(田舎) にとっての
目指すべき方向や価値観のヒントが含まれている。
経済的に豊かなだけが幸せではない。

●ふぇみん (2004年3月15日付)
巨額の資金と技術を投入しなくても、ここまでできるのかと、 びっくりするような身近な例が多い。
キューバの歩みと今の日本国の姿との落差にボーゼンたる思い。
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