中村太士(なかむら ふとし)略歴
1958年生まれ。北海道大学大学院農学研究科修了。農学博士。
1990年〜1992年まで、米国森林局北太平洋森林科学研究所に留学。同時にオレゴン州立大学客員の講師もつとめる。
1994年より北海道大学大学院農学研究科森林管理保全学講座助教授。
森林と川のつながりを土地利用も含めて流域の視点から研究している。本書が、そうしたテーマで書き下ろした初めての単著である。
学会および社会的活動も幅広く、工学など応用的分野のみならず、地形学、生態学といった基礎科学の分野でも活躍している。河川審議会専門委員として、現在の研究テーマからの政策提言の重要性も痛感する。
現在は、国際誌Geomorphology編集委員、日本地形学連合学会誌編集委員、(社)砂防学会幹事、国際景観生態学会日本支部幹事、応用生態工学研究会幹事、河川生態学研究会委員をつとめる。
主な著書
流域一貫 森と川と人のつながりを求めて」(築地書館)、
「景相生態学」(朝倉書店)「水辺林の保全と再生に向けて」(日本林業調査会)「水辺環境の保全と地形学」(古今書院)などがある。


流域一貫の表紙画像
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