伊東祐朔(いとう ゆうさく)略歴
一九三九年 大阪府に生まれ、戦中、戦後の混乱期を過ごす。
一九四六年 父親の実家、岐阜県の山中、恵那市飯地町に帰郷。
一九六二年 岐阜大学生物学科卒業
一九六三年 岐阜東高等学校赴任
二〇〇〇年 定年退職
      以後、恵那市飯地町で野良仕事の見習い中。

高等学校赴任後、「自分自身がわからないのに、人間が理解できないのに、生徒を理解できるわけがない」と、「人間とは何なのか」の答えを求め、人類の故郷といわれる東アフリカ各国、人類の兄弟といわれる類人猿の棲息地である中央アフリカや西アフリカを訪問(アフリカ諸国へ30数回渡航)。生物進化のプロセスを求め、ガラパゴス諸島へ2回渡航。
人間以外の動物には、原則として同種間の殺しのないこと、戦争は動物界で人間のみの愚行であることを強く知らされる。
日本国内では「カモシカ調査団」「長良川下流域生物相調査団」に参加。

主な著書
ぼくゴリラ』、『カモシカ騒動記』『ぼくはニホンカモシカ』(以上、築地書館)など。共著には、『長良川下流域生物相調査報告書』(長良川下流域生物相調査団)、『長良川河口堰が自然界に与えた影響』(日本自然保護協会)がある。

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