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「賢い消費者マナー」教えます 【内容紹介】●本書「まえがき」より | |||
化学物質と食品添加物は、なぜ危険か?その真実を知ってください。わずか「50メートルプールに目薬一滴」レベルで、害が現われる環境ホルモン作用の発見です。さらに「シシリー宣言」で警鐘が乱打された化学物質による神経・行動の阻害、いわゆる“環境ドラッグ”作用です。私たちの身のまわりには10万種類以上の化学物質が“商品”として溢れています。
21世紀に私たちが生き残る。そのためには「少しでも疑いのあるものは使わない」「化学から自然へ---素材革命」の道しかないことを知ってほしいのです。 権力と情報操作---。政治家・官僚は利権を守るため、大企業は利益を守るために、国民にウソをつく。また、地位を登りつめたエライ学者・専門家ほどウソをつく。この事実にもめざめてください。社会的エリートと呼ばれるひとびとは、けっして清廉潔白ではないのです。 あなたが何を買うかで、社会の未来が決まります。 良いモノを買えば、世の中は良くなり、悪いモノを買えば世の中は悪くなります。 「買ってはいけない」は、企業社会のイノベーション(技術革命)チャンスへのプッシュでした。この事実を知ってください。 ソ連など社会主義諸国は、商品批判を「体制批判」として封じ、圧殺してきました。そのために国際競争力を失い、一挙に社会主義圏は瓦解しました。その悲劇を想起してください。 エコロジー大国をめざそう!じつはエコロジーはエコノミーなのです。ここに実は、不況脱出、経済活性化への道があります。 後半では個別の問題にふれます。問題の食品添加物、アスパルテーム、カップめん、ハンバーガーから味の素。さらに洗剤から電気カミソリまで、読書者の疑問にお答えします。 わたしたちは、企業が衰退し、国民は自信を喪失し、消費者は「何を買ったらいいのか?」と混迷におちいる……そんな、日本の姿を望んではいません。 企業は活力と理想に燃え、国民は生きがいをもって働き、消費者は安心して暮らせる。そんな社会の実現を心より願っています。 そのためには、市民の立場からの公明正大な商品批判、体制批判は絶対に必要です。『買ってはいけない』へのマスコミあるいは企業からの数多くの攻撃、反論は、残念ながら的外れなものばかりでした。しかし「嘘も百回いえば本当になる……」といわれています。嘘が真実の衣をまとって、世の中に出ていく。それは恐ろしいことです。そこで、わたしたちは、これらの間違いを正し、新たな企業と消費者との健全で建設的な関係を築くために、一年の沈黙を破って、この一冊を著すことにしたのです。 | |||
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