![]() | 二階堂太郎[著] 2,000円+税 四六判並製 272頁予定 2025年8月刊行予定 ISBN978-4-8067-1692-1 植物園管理人と一緒に、植物の不思議な暮らしぶりを覗きませんか。 自然の中に広がる、驚きと発見の連続。 樹木と共に生きる現場から見えてきた、植物の不思議・たくましさを、 植物園の栽培員が現場目線で語り尽くします。 植物は、光と水だけでなぜ育つのか? 樹木はどうして空を目指すのか? 本書は、国立科学博物館・筑波実験植物園の栽培員として 30年以上にわたり樹木の剪定や園地の管理に携わってきた著者が、 日々の仕事を通して見えてきた植物たちの驚くべき姿を、 「現場目線」で綴ったエッセイ&サイエンス読本です。 植物の生態や進化、水や光との関係、土の中の循環、 さらには人と植物の歴史や、剪定・栽培技術の裏側まで、 幅広く深く、しかし軽やかな語り口で紹介。 科学的な知見と、自然への畏敬の念が融合した一冊です。 「植物が動き出すとしたら?」 「根はどんな世界を知っているのか?」 「自然に逆らわずに剪定するには?」 そんな問いと向き合いながら、本書は読者を植物の奥深い世界へと誘います。 読むほどに、木々に話しかけたくなる。身近にある植物を見る目が、きっと変わります。 |