香りの起源を求めて 香水を支える植物18の物語
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ドミニーク・ローク[著] 門脇 仁[訳]
2,400円+税 四六判並製 280頁予定 2025年5月刊行予定 ISBN978-4-8067-1685-3

花、果物、樹皮などから、職人技を駆使して栽培、収穫、蒸留され、
最大80種類もの異なるエッセンスを組み合わせた香水の世界。

よりすばらしい香水を作るための天然成分を見つけるべく、著者であるドミニーク・ロークは、
ブルガリア、ラオス、エルサルバドル、インドネシア、エジプトを経由して
スペインのアンダルシアからソマリランドまでを旅しました。

彼は、インドネシアのパチョリからダマスクローズまで、
香水業界で貴重な原料について、その産地、文化的・歴史的重要性、
そして私たちがなぜそれらを愛しているかを、
自身の人生と仕事に関する思い出や考察を織り交ぜながら、文学的表現で美しく語ります。

また、香水業界は先祖伝来の伝統と技術で生き残ってきたこと、
また気候変動の脅威と闘う過程で命を危険にさらすことも多い生産者によって収穫された
植物から始まっている可能性があることなど、社会問題についても言及。

希少なエッセンシャルオイルの原料となる植物が
どのように育ち、調達されているか、香りの謎を解き明かす1冊です。






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