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パトリック C. ウォルシュ+ ジャネット F.ワージントン[著] 大森 信[訳] 北見一夫[監訳] 3,600円+税 A5判並製 288頁 2012年4月刊行 ISBN978-4-8067-1438-5 排尿機能・性機能温存の前立腺摘除手術法を編み出した世界的名医であるウォルシュ教授(ジョンズホプキンス大学)が書き下ろした前立腺がんの予防と治療のすべて。 発症から、多岐にわたる治療法の選択と予後まで、迷いがすっきり解消する本格的治療ガイド。 日本にくらべ、圧倒的に前立腺がんの患者数が多い米国。本書は米国の患者とその家族向けに書かれた治療ガイドですが、紹介されている薬剤には、日本で使える薬、使えない薬、日本での商品名などを明示し、患者本人のみならず、家族などの関係者から医療従事者まで参考になる本にしました。 外科医である著者のウォルシュ教授は、病理医や放射線腫瘍医からの意見を集めて多様な治療法を提案。それぞれの治療法の作用機序からプラス面マイナス面まで、かなり踏み込んだ解説をしています。 進行してしまった前立腺がん治療のための内分泌療法、抗がん剤による化学療法、免疫療法、遺伝子治療、血管新生遮断剤、アジュバント療法などの最新の治療法から、痛みへの対処、患者の妻やパートナー、看護者へのアドバイスもついた、行き届いたガイドとなっています。 本書プレスリリース(.pdf) |