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| 動物文學 復刻版 [全10巻+補巻・索引] 174757円 ●分売不可 ●限定300セット A5判上製函入 総8600頁 1994年 月発行 | ||
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●「動物文學」昭和9年(1934年)創刊号から、昭和22年(1947年)発行の第100号までを復刻し、全10巻にまとめた。 ●「動物文學」は、わが国のナチュラルヒストリー分野の草分けである平岩米吉氏によって創刊された。 ●動物行動学を中心にした自然科学と、博物学、文学など、幅広い分野をカバーした、当時としては、大変ユニークな文化フォーラム的存在の雑誌であった。 ●「子鹿物語」のザルテンや、「動物記」のシートンをわが国に初めて翻訳紹介しただけでなく、ヴァージニア・ウルフ、イワン・ツルゲーネフ、トーマス・マン、カレル・チャペックなどの作品を、精力的に紹介。ウォーレスやベイツといった博物学者も、積極的に取り上げられている。 ●執筆陣も豪華で、南方熊楠、柳田国男、小川未明、室生犀星、北原白秋、長谷川如是閑、内田清之助、中西悟堂、上林暁、寿岳文章など、自然科学者、社会科学者から文学者まで、多彩な顔ぶれがそろっている。 ●特集記事を見ると、「神狼採集」「動物文学としての一茶の句」「動物怪奇談集」「野獣の捕獲と馴致」「アマゾンの博物学者」「羊の語源研究」、そして第二次大戦末期の第92集では「戦時と動物」と、実に幅広い話題を提供していることがわかる。 ●「動物文學」は、平岩米吉氏が主催した動物文学会の機関誌という性格上、その内容と、当時果たした役割に比して、世上、多くを語られてこなかった。その意味で、「動物文學」第1集から第100集は、昭和9年から昭和22年という、戦前、戦中、戦後にまたがる激動の日本現代史の知られざる一側面を見事に浮き彫りにする、埋もれてきた第一級の資料と言える。 ●日本の現代文学史、児童文学、科学史研究者はいうに及ばず、日本の現代史、文化史に関心のある人々にとって、必携の資料となろう。 ●復刻にあたっては、本文のみならず、巻末の広告や、表紙にいたるまで、中性紙で復刻。その上で、長時間の閲覧使用、保存に耐えられるように、10集ごとに合本製本した。 ●付録として、全執筆者名の索引、特集リスト、連載作品リストを作成。約8600ページにおよぶ全100集の検索を容易にした。 ●補巻として、昭和17年1月から昭和20年2月まで発行された「動物文學月報」25冊を、合本にして付けた。 | |||
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