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宮沢賢治と植物の世界

著者……宮城一男 →→著者略歴と主要著訳書
    高村毅一 →→著者略歴と主要著訳書
1400円 ●新装版2刷 四六判 194頁 1989年7月発行

植物を愛し、自然とともに息づいた宮沢賢治。
「植物医師」や「虔十公園林」などの童話作品、盛岡少年院校庭の花壇「涙ぐむ目」や花巻病院の花壇「幻想曲」などの造園、植物絵図など、植物への深い造詣を表した作品を取り上げ、宮沢賢治の知られざる一面を明らかにする。

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【主要目次】
第1章・賢治が設計した花壇
  1. 「涙ぐむ眼」---盛岡少年院の花壇
  2. ドイツトウヒ---花巻病院の花壇1
  3. エプロン型---花巻病院の花壇2
  4. 幻想曲(ファンタジー)---花巻病院の花壇3
  5. 作品「花壇工作」をよむ
第2章・賢治がつくった植物の絵図
  1. 羅須地人協会の教材
  2. 植物と土と水と
  3. 植物のいとなみ
第3章・賢治作品と植物の世界
  1. 童話「おきなぐさ」のはかない生命
  2. 童話「虔十公園林」の小さな杉
  3. 童話「イギリス海岸」の胡桃化石
  4. 学校劇「植物医師」の風刺
  5. あやめへのあわれみ---詩「若き耕地課技手のIrisに対するレシタティブ」
  6. 高山植物を守ろう---詩「花鳥図譜・八月・早池峯山巓」
  7. 詩「半蔭地選定」と詩人・吉田一穂の評
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