宇野木早苗(うのきさなえ)略歴
1924年生まれ、理学博士、日本海洋学会名誉会員
専門 海洋物理学

経歴 気象技術官養成所(現気象大学校)研究科卒業、気象研究所主任研究官、東海大学海洋学部教授、理化学研究所主任研究員、また日本海洋学会沿岸海洋研究部会長、日本水路協会技術顧問、その他海関係の国、自治体の委員を務める

受賞 運輸大臣賞(1960年、台風波浪に関する研究)、日本気象学会藤原賞(1964年、高潮に関する研究)、日本海洋学会賞(1973年、沿岸海洋物理学に関する研究)、日本自然保護協会沼田真賞(2006年、沿岸海域生態系保全への海洋物理学からの貢献)、日本海洋学会宇田賞(2010年、川と海の相互関係を基礎とした沿岸環境保全に関する研究と啓発活動)

著書 『海洋技術者のための流れ学』『沿岸の海洋物理学』『海洋の波と流れの科学』(以上、東海大学出版会)、『河川事業は海をどう変えたか』(生物研究社)、『有明海の自然と再生』『川と海――流域圏の科学』(以上、築地書館)など多数
主な著書
有明海の自然と再生
川と海―流域圏の科学
流系の科学―山・川・海を貫く水の振る舞い』(築地書館)

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