高見裕一(たかみ ゆういち)略歴
1956年、神戸市生まれ。
追手門学院大学在学中に、神戸で「関西リサイクル運動市民の会」を設立。その後、暮らしに根差した環境市民運動を全国に広げ、「日本リサイクル運動市民の会」へと発展。会の代表者として、長く日本の環境市民活動をリード。現在、同会を中心とする日本エコロジーネットワーク代表。環ネットワーク株式会社代表取締役会長兼社長。
1988年、活動の一つとして有機野菜と無添加食品の宅配事業「らでぃっしゅぼーや」を設立。会員55000世帯と生産者2500軒・社を結ぶ、国内最大規模のオーガニック流通システムに育て上げた。
1993年、第40回衆議院議員選挙に立候補、初当選。数少ない環境・市民派議員として、公共事業チェック機構の設立などに奔走。
1995年、神戸を襲った大地震に遭遇。救命活動を行うとともに、自衛隊の出動を官邸へ直訴した。9日後、黒いネクタイをしめて衆議院予算委員会で震災関連の質疑に立ち、被災地の惨状を涙ながらに訴え、全国に共感を呼んだ。
1996年、第41回総選挙にも出馬も落選。再び環境市民活動、市民事業のフィールドに戻る。
(財)緑の地球防衛基金理事。グリーンマーケティング研究所所長。1998年4月、新たに公益法人「日本環境財団」を立ち上げ、理事長。
趣味はカヌー、散歩。信条は「あきらめない!」。
主な著書
出る杭になる NGOでメシを食う!」、
アメリカはなぜダム開発をやめたのか」(以上 築地書館)、
「官邸応答せよ」(朝日新聞社)「阪神淡路大震災 官災・民災 この国の責任」(ほんの木)「防災と自立の思想」(集英社)などがある。


出る杭になるの表紙画像 アメリカはなぜダム開発をやめたのかの表紙画像
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