澤田賢治(さわだ・けんじ)
1948年、山口県生まれ。
1972年、九州大学大学院理学研究科地質学修士課程修了。
1983年、米国コロラド鉱山大学大学院資源経済学修士課程修了。
1972年、金属鉱業事業団(現・(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構)に入団。
国内の鉱物資源探査事業、深海底鉱物資源や海水からのウラン回収事業、途上国における鉱物資源探査支援、国内外の環境対策事業に従事。
その間、国連天然資源探査回転基金事務局長として、鉱物資源の探査活動を通じて途上国支援を行う。
また、(社)日本メタル経済研究所に出向して銅資源の需給関係に関する調査研究を実施し、その研究報告を国内の資源業界に提供。
その後、金属鉱業事業団資源情報センター所長、(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構特別顧問を歴任し、現在は、東京大学生産技術研究所客員教授。
主な研究分野は、資源経済学、資源地質学、資源戦略学。
資源地質学会、資源・素材学会、エネルギー・資源学会所属。
著訳書に、
『生きている大地』(マーサー・ボーン著、講談社、1977年)
『さまよえる大陸と動物たち──絶滅した恐龍たちの叙事詩』(E.H. コルバート著、講談社ブルーバックス、1980年)
『資源と経済──持続可能な金属資源の利用を求めて』(丸善出版、2013年)
などがある。
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