お皿の上の生物学
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小倉明彦(大阪大学教授)[著]
1,800円+税 四六判並製 240頁 2015年9月刊行 ISBN978-4-8067-1500-9

味・色・香り・温度・食器……。
解剖学、生化学から歴史まで、身近な料理・食材で語る科学エンターテインメント本。

大阪大学で行われた、五月病に感染しつつある学生のための講座(学問の面白さを伝え、受動的な「被教育」から能動的な「自己教育」への転換を目的としたリモチベーションのための科目)の実録と、未遂の講義(その講座は1学期開講だったが、もし2学期に開講するとしたらこんなネタでやろうかなと準備したメモ)と、学生実習「レポートの書き方」が1冊の本に。

お皿の上の料理について生物学する。
生物学を料理してお皿に載せる。
身近な料理や食材を通じて、この両方を試みた。

実験(料理)をしながら、いま鍋の中、フライパンの上で起きている出来事を解説する。料理ほど身近なイベントはないうえ、身近な科学体験はないだろう。
教科書の中の世界でしかなかった「科学」が、身の回りの至るところにころがっていることが実感できる。

著者紹介

もくじ

「第1講 味の話」より一部抜粋

あとがき

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