お稲荷様って、神様?仏様? 稲荷・地蔵・観音・不動/江戸東京の信心と神仏
支倉清+伊藤時彦[著]杉野仁孝[写真]
1,600円+税 四六判並製 192頁 2010年10月発行 ISBN978-4-8067-1410-1
「マッカーサーやダイアナ妃の位牌がなぜ浅草寺五重塔に?」
「成田不動と歌舞伎興行の深い関係とは?」
「お地蔵様は閻魔様と同じなの?」-----
こうした素朴な疑問にていねいに答える。
江戸時代の人々は、江戸の町で流行した神仏(稲荷・地蔵・観音・不動)と、どのように関わったのか。そして現代のわれわれは、それらの神仏を、どのように受け止めているのか。
太古の昔から、江戸時代までに蓄積された、日本人の宗教的な文化・伝統が、今日、我々の中にどのように生き生きと息づいているのか。
身近な神仏である、稲荷・地蔵・観音・不動を例に、日本人の信心と信仰の本質に迫る。
決して難しくないが、難しいことがいろいろとわかる神仏の本。
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