大量監視社会誰が情報を司るのか 山本節子[著]
2400円+税 四六判 248頁 2008年4月発行 ISBN978-4-8067-1361-6
海外からの入国者に、指紋、顔写真を撮る日本、アメリカ。
アメリカの空港で犯罪者扱いされてイヤな気持ちになった人は多い。
しかし、あなたの指紋と顔写真データがどこで管理、分析、利用されているかは、ブラックボックスである。
コーポレートクラシー、スーパーキャピタリズムが進展する中で、行政、企業は、個人の情報をどのように、登録、認証、監視、分析しているのか。
間違った情報入力によって個人が社会的不公正をこうむらない術はあるのか。
異常さが突出する日本とアメリカの「マス・サーベイランス(大量監視)社会」の現状と、その暴走が何を引き起こすのかを大量の資料から冷静に分析。
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