トップページへ

ふしぎな生きものカビ・キノコ
菌学入門

ニコラス・マネー[著] 小川真[訳]


2800円+税 四六判 312頁 2007年12月発行 ISBN978-4-8067-1357-9


菌が存在しなかったら、今の地球はなかった!
毒キノコ、病気・腐敗の原因など、見えないだけに古来薄気味悪がられてきた菌類。だが、人間が出現するはるか昔に地球上に現われた菌類は、地球の物質循環に深くかかわってきたのだ。
菌が地球上に存在する意味、菌の驚異の生き残り戦略、菌に魅せられた人びとなどを、やさしく楽しく解説した菌学の入門書。

【目次】


第1話 臭いスッポンタケと冷たいキノコ

第2話 人を悩ます真菌症

第3話 菌糸成長のメカニズム

第4話 酵母から冬虫夏草まで

第5話 二人の偉大な変わり者

第6話 水中に暮らすカビ

第7話 菌が交わす愛のささやき

第8話 毒キノコあれこれ――破滅の天使

第9話 植物を襲う菌類