著者……太田愛人 →→著者略歴と主要著訳書 2200円 四六判 256頁 1989年7月発行 明治初期、もっとも知的で誠実な人びとはキリスト教と自由民権に向かった。外人居留地をもち、海外文化の窓口として栄えた築地と、そのとなりの街、自由民権運動の拠点、銀座が生んだ四人の男たち。原胤昭、鈴木舎定、田村直臣、戸田欽堂。権力と離れて激しく、そして真摯に生きた彼らの足跡を丹念にたどり、激動の明治初期を生き生きと甦らせる。