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きのこの生物学シリーズ8 →→シリーズ一覧へ
きのこと動物
ひとつの地下生物学

著者……相良直彦 →→著者略歴と主要著訳書
2200円 ●2刷 A5判 186頁 1989年6月発行

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【主要目次】
第1章・けものときのこ
  1. けものがきのこを食う
    (リスの菌食/モモンガの菌食/ネズミの菌食/その他のけものの菌食/きのこ食の栄養学)

  2. きのこがけものを食う(真菌症)
第2章・昆虫ときのこ
  1. 昆虫がきのこを食う
    (スズメバチとシラタマタケ/菌食の展望/きのこむしとファーブル/シロアリのきのこ栽培/アリのきのこ栽培/トビムシの菌食/その他の「むし」の菌食)

  2. きのこが昆虫を食う(冬虫夏草)
第3章・線虫ときのこ
  1. 線虫がきのこを食う(菌食性線虫)
  2. きのこが線虫を食う(「肉食性きのこ類」/線虫を破壊するカビ)
第4章・排泄物ときのこ
  1. 糞そのものに生える菌(糞生菌/土壌小動物の糞と菌)
  2. 尿・糞の分解跡に生える菌
    (「アンモニア菌」/キャンプ地の野外便所跡ときのこ/タヌキの糞場ときのこ/モグラの排泄所ときのこ)

第5章・死体ときのこ
  1. 死体が朽ちたあと(トムライカビ、そして再びアンモニア菌/「死体探知茸」)
  2. 硬組織のくさり(「毛生菌」・「骨生菌」)
  3. 虫たちの死体は(易分解部分/難分解部分)
第6章・廃巣ときのこ
  1. 昆虫の生活の後始末(クロスズメバチの巣跡とアンモニア菌/森アリの廃巣とカラカサタケモドキ)
  2. 坑道ときのこ(「トンネル効果」)
第7章・生態系における動物ときのこ
  1. 生きとし生けるもの
    (生態学の基礎としての菌根学/木・きのこ・けもの+細菌の四者関係/倒木もまた森林の一要素)

  2. 「菌態蛋白質」(菌食と「獲得消化酵素」/「木」を食うのか「朽木」を食うのか)
  3. 「糞化」と「糞菌食」(破砕と化学変化/糞はめぐる)
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