【主要目次】 |
【第1章】化学物質・食品添加物はなぜ危険か |
- 化学物質の危険性
(化学物質はごくごく微量でも危険/アレルギーを急増させた化学物質/化学物質過敏症はなぜ起こる/がんと化学物質/商品を改善すれば社会はよくなる/「必要か」「安全か」、企業は一切考慮しない/安全性とは?--“危ない”という人は市民の側に立つ/万人に一人なら死んでもかまわないのか--人は千差万別/発がん性や環境ホルモンには“しきい値”がない/環境ホルモンの疑いあり--8万6000種類!/「脳内撹乱物質」で増えるLD児、おかしな若者/脳内に侵入する人工化学物質で“機能奇形”に/環境ホルモンと脳神経/「少しでも疑いのあるものは使わない」)
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- 権力と情報操作--クニや大企業はなぜウソをつく?
(「死んだ動物はつまみ出せ」--恐るべし“白衣の犯罪”/「ママレモン」毎日三分の一飲んでもだいじょうぶ!?/5匹のラットはわずか3日で全匹死亡/全米科学アカデミー報告--捏造された電磁波“安全宣言”)
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- 「あなたが何を買うか」で日本の未来が決まる
(欧米では常識の商品批判メディア/アメリカの市民グループが放った超ミリオンセラー/スポンサー商品批判--マスコミの最大タブーを破る/「スポンサーを取らないメディア」の意義/環境を考えて物を買う「グリーン・コンシューマー」になろう/消費者の1割が変わると市場が変わる/“バルディーズの原則”--アメリカ市民運動の底力/企業社会を市民がコントロール--企業憲法としての10原則)
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- ピンチはチャンス--NO(否定)の先にYES(市場)がある
(イノベーション(技術革新)へのプッシング/大きな“マーケット・シフト”の動きを見逃すな/企業に変化が現われ始めた)
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- エコロジー大国をめざそう
(日本は世界でもまれな“自然エネルギー大国”/未来と環境への投資--エコファンド/“緑のパスポート”に殺到する企業・自治体/「化学」から「自然」へ--素材(マテリアル)革命)
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【第2章】食べもの |
- 食品添加物とは何か? 私たちにどのような影響をおよぼすのか?
(食品添加物は食べものではない/合成添加物の危険性/安全性の疑わしいものが多い天然添加物/相乗毒性--“安全な”添加物でも複合されれば危険/添加物で「安全」チェックの五感が狂わされてしまう/添加物が精神におよぼす影響--ラットを使った実験より)
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- 食品添加物を具体的に考える
(保存料/防カビ剤/タール色素/発色剤/亜硫酸塩/カラギーナン)
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- “危険な”人工甘味料アスパルテーム
(問題になっているアスパルテームと脳腫瘍との関係/アメリカでも警鐘高らか--有害報告7000件/動物実験と同じ悪性脳腫瘍が全米で急増/デタラメ実験とFDA長官の天下り/「二重盲検法」でMSGの偽薬にアスパルテームが混入されていた!/アスパルテームの恐怖は脳腫瘍だけではない)
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- カップめん
(カップめんは日本人の身体と文化を滅ぼす“亡国食品”/容器からはモノマー、ダイマー、トリマー、溶剤までが溶け出てくる/食品添加物山盛りのカップめん/食べるときはゆで汁を捨てなさい--カップめんの意味がない/スープには「味覚」センサーを狂わせるMSGも含まれている/使い捨て容器で和食・器の文化が侵食されていく)
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- ハンバーガー
(“ファーストフード症候群”--「味覚障害」「精子激減」/「プロラクチン欠乏症」--無月経、インポテンツ、無精子症/マクドナルド社の「狂牛病・熱帯雨林と無関係の豪州産牛のみ」はウソだった)
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- 「味の素」--グルタミン酸ソーダ:MSG
(世界各国の研究報告がMSGに警鐘を鳴らしている/脳障害レベルまで異常に上昇するMSG血中濃度/「安全性」の考えを覆した環境ホルモン作用/「成長や発達を損なう悪影響が現われる」(オルニー博士)/非電離のMSGが体内にとりこまれる/食品成分(必須栄養)でも高濃度で摂取すれば有害/幼弱マウスにMSG投与で9例中7例に異常発見/乳児と妊婦にとってはとくに危険な物質/粉ミルク、スープなどから大量に侵入/味の素社、武田薬品工業も自主規制/大人も1日スプーン1杯(6グラム)以上はダメ)
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- その他の食品
(ソーセージ、ハム、ウィンナー、食肉/肉食で大腸がん4倍! 肉と油はがんのもと/がんが怖ければ肉はできるだけ控え目に/ベジタリアンの心臓病死は肉食者の約8分の1/糖尿病の死亡率も肉好きは3.8倍/和光堂「ベビーフード」/「ほんだし」)
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【第3章】飲みもの・洗剤・化粧品・くすり・雑貨 |
- 飲みもの
(「森永牛乳 常温保存可能品」/ドリンク剤/日本酒、ウィスキー/「日本盛」(清酒)/ビール)
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- 洗剤
(合成界面活性剤の罪/生態系を破壊する合成界面活性剤/台所洗剤・シャンプーのインパクトは生殖機能や胎児にまでおよぶ/合成洗剤にまさる粉せっけんの実力/漂白剤・カビトリ剤/「キレイ キレイ 薬用ボディソープ」/「カビキラー」「ミルトン」/「トイレクイックル」/シャンプー・リンス/メニコン「コンタクトレンズ洗浄液」)
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- 化粧品・くすり
- 雑貨
(実は危険な抗菌・防虫剤/「バルサン」/「サランラップ」/デュポン社承認「テフロンのフライパン」/ピジョン「ポリカーボネート製 哺乳ビン」/武田薬品工業「クサノン」/日本モンサント「ラウンドアップ」/電気カミソリと電磁波の関係)
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【第4章】安全性を追いかけるジャーナリストはどうあるべきか |
- 「かくされた事実」を掘り起こし広く伝えること
(まさか、そんな被害を受けるとは/企業がひたかくす事実を掘り起こし人々に知らせる/自分が食べられないものを売ることの「悪」)
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- 商品名をあげて批判することの当然
(「特定企業の特定商品を批判するのは、おかしい」ことか?/「モノ書き」の姿勢/あくまで市民・消費者の立場で)
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- 各報道機関、出版社の反応からジャーナリズムのあり方を考える
(『買ってはいけない』を批判する人たちの問題点/日本では企業や商品批判は重大タブーだった(「ジャパン・タイムズ」紙)/社会のプライマリーケア(予防措置)を(『サンデー毎日』)/日本国内の異様な反発に驚く(「ヘラルド・トリビューン」紙))
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