【主要目次】 |
プロローグ |
| |
第1章・20世紀の科学は何を発見したか |
- 意識は感染する
- ノーベル賞の季節
- 青天の霹靂
- 20世紀の科学の象徴
- 19世紀末の物理学
| - 量子力学の誕生
- 素粒子の発見
- 物質から生命へ
- 還元主義の全盛
- ほころびる絶対観
|
第2章・ノーベル賞から「意識」へ |
- 物質から神秘主義へ(シュレディンガー)
コラム:潜在記憶と顕在記憶 コラム:アインシュタインの脳
|
| - 脳から二元論へ(シェリントン/エックルス/スペリー/ペンフィールド)
- 新しい物理を(ペンローズ/ウィグナー)
- 科学から超心理学へ(カレル)
|
第3章・哲学? いや科学で解こう |
- クリック--視覚の不思議がカギを握る
コラム:見えないのに見えている コラム:注意が立ち上がるとき コラム:同期発火する脳
|
- コッホとゾンビ
| - エーデルマン--免疫の仕組みをあてはめよう
コラム:ワーキングメモリーと意識 コラム:知覚的現在
|
- 利根川進博士--遺伝子でナゾを解く
|
第4章・「機械は意識を持つか」論争 |
- HALの誕生日
- コンピュータは意識する
- 意識は解明済みだ
- 哲学者と意識
- サールの中国語の部屋
| - チューリング・テスト
- ペンローズの分類
- 正統派と人工知能
- クオリア
- むずかしい問題とやさしい問題
|
第5章・還元主義に飽きたら複雑系へどうぞ |
- 複雑系は科学か?
- サンタフェ研究所
- ゲルマンの不満
- 非線形から複雑系へ
- 新しい宗教?
- 複雑系とは何か
- 定義はしない
- 足し算してもわからない
- 適応する複雑系
- 新しい性質が創出する
| - 時間の矢と歴史
- 熱力学第二法則
- 還元主義賛歌
- アンチ還元主義
- 新聞記事になりにくい
- 第三の方法論
- 人工生命は生命か
- 意識は複雑だ
|
第6章・ノーベル賞科学者が意識研究に走るわけ |
- もともと意識を研究したかった
- むずかしいほど血が騒ぐ
- ノーベル賞をとったから、リスクを冒してもいい
- 単純な還元主義で解けないものへの挑戦
- 何にでも興味がある
- はやり
- 脳を見ても心はなかった
| - 免疫学者が意識に走るわけ
- 物理で生物が解けたのだから、意識も解けるだろう
- 意識の神秘は量子論にあり
- 観測者が未来を変える
- 決定論への反感
- 反量子論
- 統一論の魅力
- 神秘主義と直感
|
エピローグ |
トップページへ |