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環境評価ワークショップ
評価手法の現状

編者……鷲田豊明 →→編者略歴と主要著訳書
    栗山浩一 →→編者略歴と主要著訳書
    竹内憲司 →→編者略歴と主要著訳書
2700円 ●2刷  A5判 168頁 1999年2月発行
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政策実施段階に入った、日本での環境評価のあり方を、具体的な評価手法で提示する。
経済学・工学・農学などの領域を超えて、環境評価の現状を概観するとともに、六種類の個別事例を用いて環境評価研究の最前線を紹介する。

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【主要目次】
第1部・サーベイ編
第1章・環境問題と環境評価
1.環境評価とは何か
2.環境経済評価への期待
3.環境の経済価値
4.環境評価の制度化
第2章・環境評価の現状と課題--CVM,コンジョイント分析を中心に
1.はじめに
2.CVMとコンジョイント分析の概要
3.環境評価への適用可能性
4.残された研究課題
第3章・社会資本整備の費用便益分析と環境評価
1.はじめに
2.社会資本整備がもたらす効果の計測方法
3.費用便益分析における環境評価の適用事例
4.顕在化したデータによる評価が一番
5.顕在化データで計測可能な存在価値
6.おわりに
第4章・CVM評価額の政策的解釈と支払形態--農林業のもつ公益的機能評価への適用
1.はじめに
2.支払形態の分類
3.評価事例
4.おわりに
第2部・評価事例編
第1章・流域水環境の生物多様性の経済評価
1.はじめに
2.CVM調査の概要と質問形式の改善
3.計測結果
4.辞書式選好の理論とその検証
5.むすび
第2章・油流出事故の沿岸生態系への影響--コンジョイント分析による評価
1.はじめに
2.油流出事故の環境評価
3.調査の方法
4.アンケートの実施
5.評価アプローチ
6.分析の方法
7.分析結果
8.まとめ
第3章・都市域の水辺環境の評価
1.はじめに
2.水辺環境の経済的評価手法
3.水辺環境の評価
4.おわりに
第4章・リスクの認識と情報提供CVMによる洪水保険購入意志額の評価
1.はじめに
2.洪水リスクの認識と対策
3.洪水保険支払い意志額の評価
4.データ収集
5.アンケート回答結果
6.回帰分析の結果
7.結論
第5章・シナリオに含まれる暗黙の前提とCVM評価値
1.はじめに
2.暗黙の前提による問題点
3.暗黙の前提による影響の調査
4.調査データ:北海道札内川の価値についてのCVM調査
5.暗黙の前提についての考察
6.今後のシナリオ設定改善のために
第6章・農村アメニティ政策の費用負担と便益評価
1.はじめに
2.農村アメニティ政策と費用負担
3.CVMによる農村アメニティの便益評価
4.おわりに
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